アオバハゴロモ
■アオバハゴロモは大崎では頻度高く見かけます。 小鳥などが虫を取る練習台に丁度よいらしく、早朝小鳥に枝から追い出された後ついばまれているのをよく見かけます。 幼虫は春ごろに小枝に白い綿のように見える繊維に包まれて生息しており、その綿状の物を指で触ろうとすると「ピンッ」と白い虫が中から飛び出すのを(種子島の人なら)どなたでも経験したことがあると思います。あの成虫がこれです。
分類は「半翅目」ですのでカメムシやセミの仲間です。セミの仲間ですので、とがった口を使って、木や草の汁を吸って生きています。 |
■アオバハゴロモ |
※撮影日:2008年9月19日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
オオホシカメムシ
■昼間に板敷鼻団地の軒下で見つけました。 面白いデザインでしたので思わず撮影しました。
写真はわざとさかさまにしてみました。どうでしょ。人の顔に見えませんか?まるでジャパネット○○○のキャラクターのような...。 |
■オオホシカメムシ |
※撮影日:2008年8月14日 カメラ:CASIO QV-R51 |
ツノロウカイガラムシ
■板敷鼻団地のサザンカの垣根の根元付近で見つけました。 これまでカイガラムシは昆虫とは思っても見なかったのですが、調べたら昆虫で半翅目でした。半翅目ですので、鋭い口を持っていて、木に差し込んで汁を吸っているということになります。よって、基本的に害虫のようです。
ツノロウアカヤドリコバチというハチが天敵とのことです。カイガラムシに卵を産み付けて寄生するようです。 |
■ツノロウカイガラムシ |
※撮影日:2008年8月24日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
アオクサカメムシ
■竹ボウキにのんきに停まっているのを見つけました。 カメムシというとこの姿をイメージするのが一般的かと思います。 ミナミアオカメムシと区別が難しいのですが、結合板(腹部の前面、背面のつなぎ目のこと。ここでは上翅の淵にわずかに見えている)に黒い点々がありますので、アオクサカメムシと同定しました。
写真を撮っていて思うのですが、緑色系の昆虫は慌てて逃げ出さない傾向があるように思います。たとえばエンマコオロギなどは黒褐色でむこうがこちらに気がつくとジタバタと逃げ出します。しかし、トノサマバッタやキリギリス系の緑色の強いものは、見つかっていないと思うのでしょうか、そうっとカメラを顔面1cmに近づけても大丈夫だったりします。 |
■アオクサカメムシ |
※撮影日:2008年10月5日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
ヒメナガメ
■イモ畑の隅にいるのを見つけました。 結構目立つ虫です。 どちらが♂で、どちらが♀かわかりませんが、片方がこちらに気づき慌て始めました。しかし、もう片方はのんびりしたままでしたので、のんびりしたほうを中心にグルグル回っていました。 |
■ヒメナガメ |
※撮影日:2008年9月10日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
クモヘリカメムシ
■板敷鼻団地の軒下にいるのを見つけました。 カメムシの中では異様に細く、これを見るとアメンボもカメムシの仲間で半翅目だということがうなずけます。
写真には髪の毛が落ちているのが写っています。すみません。掃除しておきます。 |
■クモヘリカメムシ |
※撮影日:2008年8月7日 カメラ:CASIO QV-R51 |
コガタツチカメムシ
■これも板敷鼻団地の軒下にいるのを見つけました。 はじめは甲虫のミズスマシか何かかと思いましたが、カメラのレンズを通してみると上翅が半分しかないので半翅目とようやくわかりました。
背中はピカピカに光が反射しています。 |
■コガタツチカメムシ |
※撮影日:2008年8月26日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
オオモンシロナガカメムシ
■板敷鼻団地の軒下にいるのを見つけました。 灰色基調でシックですが、印象的なデザインです。 |
■オオモンシロナガカメムシ |
※撮影日:2008年8月21日 カメラ:CASIO QV-R51 |
チャイロナガカメムシ
■板敷鼻団地の周りの土手の雑草だらけのところで見つけました。 ちょっとピンボケ写真で申し訳ないです。すぐに飛んで逃げてしまいましたので、撮り直しができませんでした。 |
■チャイロナガカメムシ |
※撮影日:2008年8月21日 カメラ:CASIO QV-R51 |
ジュウジナガカメムシ
■板敷鼻団地の周りの土手のアザミのような植物で10匹ほど群れていました。 前胸部の黒紋が長いので、ヒメジュウジナガカメムシではないと同定しました。しかし、上翅の黒紋が丸く明瞭なので若干ヒメっぽい気もします。 |
■ジュウジナガカメムシ |
※撮影日:2008年10月5日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ(幼体はCASIO QV-R51) |
ホソハリカメムシ
■板敷鼻団地の周りの土手の雑草だらけのところで見つけました。 例によって交尾中です。昆虫は交尾中には比較的逃げないようですので、お邪魔してみました。 幼虫には、体背面ほぼ全体に10数本針状のものがはえています。成虫では肩にその名残が残っています。 |
■ホソハリカメムシ |
※撮影日:2008年8月21日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
ツクツクホウシ
■板敷鼻団地にて夜9時ごろ玄関でバタバタ音がしたので、見てみたらいました。 灯火に寄せられたものと思います。 裏返してみてみると腹弁(振動版)がありましたので♂でした。近所迷惑を考えて静かにしていてくれたのでしょうか、鳴きませんでした。 手元の古い昆虫図鑑では「ツクツクホウシ」と書いてあるのですが、ネットで調べると「ツクツクボウシ」が現在では一般的のようです。また、鳴き声は「ツクツクホウシ」と書いてあるものと「オーシーツクツク」と書いてあるものがあります。世の中ではこの鳴き声の「ツクツク」部分が先なのか、後なのかを真剣に検討している人もいるようです。 |
■ツクツクホウシ |
※撮影日:2008年8月30日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
ニイニイゼミ
■板敷鼻団地の早朝、ベランダのコンクリート部に停まっていました。 よくセミの抜け殻を目にするが、このニイニイゼミの仲間だけは抜け殻が泥だらけで他のセミの抜け殻と区別できるらしいです。湿った土を好んで出てくるのか、乾燥を防ぐためなのか、単に汚好きなのか...まだわかっていないそうです。 |
■ニイニイゼミ |
※撮影日:2008年7月31日 カメラ:CASIO QV-R51 |
ミンミンゼミ
■板敷鼻団地裏の林の低い木で鳴いているのを激写しました。 約1mほどまで近寄って鳴いている最中を撮影したのですが、大変うるさかったです。 カメムシはそうでもないのですが、半翅目のセミやヨコバイの仲間は、前後に移動するより、左右に移動することが多いような気がします。セミは「見つかったかな」と思うと横に移動して木の裏側に身を隠すしぐさをします。 |
■ミンミンゼミ |
※撮影日:2008年10月5日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |