ホオジロ
■ホオジロは夏によく見られます。 東アジアに広く分布していますが、国内では種子島・屋久島から北海道までとされています。 近くの7〜8m程度の木の梢の先によく止まります。古い書物では「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」と鳴くなどと記されています。 頬に白い紋があるのでホオジロ。背中はスズメとほぼ同じデザイン。飛んでいるときは、尾羽の両側が白いのが目印です。 昆虫や植物の種などを食べる雑食性の鳥です。 |
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■ホオジロ |
※撮影日:上2009年4月16日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
キセキレイ
■キセキレイは大崎で一番美しい鳥かもしれません。 昆虫などを食べますので、畑の畝の間を歩いているのを良く見かけます。 一羽ないし数羽で行動し、飛びながら「チチン・チチン」と鳴きます。 車に乗って道路で見かけると、道に沿って飛んで逃げるので、長い間後姿を見ながら走ることがあります。 |
■キセキレイ |
※撮影日:2008年8月25日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
スズメ
■スズメは日本各地で身近な鳥です。 赤茶色系の濃淡で全体が彩られ、頬の白地に黒斑点がトレードマーク。 穀物、昆虫など広範囲のものを食べ、「チュン・チュン」と鳴きます。 人家のあるところ必ずといっていいほどスズメが住んでいます。 ちなみに、自宅の窓から目の前のコンクリート塀にお米をまいて撮影しました。 近所には2つの群れがあるようで、集まってきていた1つ目の群れがバタバタッと慌しく飛び立つと、入れ違いに別の群れがお米を占領しました。 |
■スズメ |
※撮影日:2008年10月7日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |
ツバメ
■渡り鳥として有名なツバメです。 その姿は白と黒のツートンカラーで喉元が赤い。文字通り燕尾服の引き締まった姿です。 その飛行能力は高く、飛んでいる虫を超低空飛行で捕らえたりします。プロ野球チームの「スワローズ」もその運動能力を評価してあやかって名づけたのでしょう。 種子島に9月に見かけるのは渡りの帰りなのでしょうか。台風前後の雨曇の日に大量に群れていました。 鳴き声は知らなかったのですが、調べると「繁殖期になるとオスは『チュビチュビチュビチュルルルル』と比較的大きなさえずり声で鳴く。」とのことです。 |
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■ツバメ |
※撮影日:2008年9月30日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ |