ヒメナガメ

■イモ畑の隅にいるのを見つけました。
 
 結構目立つ虫です。
 
 どちらが♂で、どちらが♀かわかりませんが、片方がこちらに気づき慌て始めました。しかし、もう片方はのんびりしたままでしたので、のんびりしたほうを中心にグルグル回っていました。  
ヒメナガメ
体長8mm程度
 
■ヒメナガメ
 半翅目 カメムシ科
 学名:Eurydema pulchrum
 ナガメよりも細長めで、橙紅色の筋の紋が黄色を帯びている。ナガメと食性が同じため混在することも多い。黒い紋はつながっているタイプなどもある。春にはアブラナ科に多く、夏〜秋にはナズナ、タネツケバナ、ハタザオ類、ワサビにつく害虫である。
 分布:本州、四国、九州、東南アジア
 
※撮影日:2008年9月10日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ
 

クモヘリカメムシ

■板敷鼻団地の軒下にいるのを見つけました。
 
 カメムシの中では異様に細く、これを見るとアメンボもカメムシの仲間で半翅目だということがうなずけます。
 
 写真には髪の毛が落ちているのが写っています。すみません。掃除しておきます。
 
クモヘリカメムシ
体長2cm程度
 
■クモヘリカメムシ
 半翅目 ヘリカメムシ科
 学名:Leptocorisa chinensis
 細長く緑色を帯びるが、死後は黄色になることが多い。頭部は先端が細まり、側葉の先はとがって左右がくっつく。触角は第1節の末端、第2・第3節の先半分、第4節の大半が黒褐色で、各節とも外縁が黒褐色を帯びる傾向がある。
 分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、マレー
 
※撮影日:2008年8月7日 カメラ:CASIO QV-R51
 

コガタツチカメムシ

■これも板敷鼻団地の軒下にいるのを見つけました。
 
 はじめは甲虫のミズスマシか何かかと思いましたが、カメラのレンズを通してみると上翅が半分しかないので半翅目とようやくわかりました。
 
 背中はピカピカに光が反射しています。
 
コガタツチカメムシ
体長6mm程度
 
■コガタツチカメムシ
 半翅目 ツチカメムシ科
 学名:Macroscytus fraterculus
 前胸背部に細かな点刻がある。海岸や川原に住み、ヤツデやクスノキの落果をすうほか、いろいろな植物の実や根をすう。
 分布:本州、四国、九州、対馬、中国
 
※撮影日:2008年8月26日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ
 

オオモンシロナガカメムシ

■板敷鼻団地の軒下にいるのを見つけました。
 
 灰色基調でシックですが、印象的なデザインです。  
オオモンシロナガカメムシ
体長15mm程度
 
■オオモンシロナガカメムシ
 半翅目 ナガカメムシ科
 学名:Metochus abbreviatus
 前胸部は後縁の近くで釣り鐘型になる。森林の周りや海岸の樹木の下などの地表に住み、すばやく歩く。植物の地下茎などの汁をすう。
 分布:本州、四国、九州
 
※撮影日:2008年8月21日 カメラ:CASIO QV-R51
 

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