ウスバカマキリ

■板敷鼻団地の垣根にいました。
 
 カマキリ科の区別は結構微妙ですが、わかりやすいポイントだけで同定してみました。
 
 ウスバカマキリの場合は、「前足は基節の内側に黒い紋がある」ということで同定しました。しかし、生息地が異なりますので疑問ではあります。
 
 アップの写真を撮ったら微笑んでくれました。
 
ウスバカマキリ
体長6cm程度
 
どアップ
笑ってます。確実に...
 
■ウスバカマキリ
 カマキリ目 カマキリ科
 学名:Mantis religiosa
 体長55〜60mm。体は淡緑色または淡褐色である。前足は基節の内側に黒い紋がある。頭部顔面の幅は高さの2倍よりやや小さい。中足と後足の腿節の端は外側に小さいとげが無い。
 分布:本州(中部山地)、朝鮮、満州、シベリア、ヨーロッパ(中部および南部)
 
※撮影日:2008年9月6日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ
 

オオカマキリ

■畑の脇の月桃(現地名:シャニン)の葉にいました。
 
 こちらは前足に紋がなく、また翅にも白紋などありませんし、サイズも大きいので文句なくオオカマキリですね。
 
 おなかが異様に膨らんでいます。産卵する直前なのか、さらにその前にオスを食べてしまったところなのか...。
 
オオカマキリ
体長12cm程度
 
どアップ
こちらは怒っていますね
 
■オオカマキリ
 カマキリ目 カマキリ科
 学名:Tenodera aridifolia
 体長70〜90mm。体は草緑色または黄褐色で前足に紋は無い。後翅の根元は強い褐色の紋がある。頭部顔面の幅は高さの2倍より少ない。中足と後足の腿節の端は外側に小さいとげがある。
 分布:本州、四国、九州、中国、東亜熱帯
 
※撮影日:2008年10月6日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ
 

ハラビロカマキリ

■板敷鼻団地のサザンカの垣根や家壁面で見つけました。
 
 これは、前翅の中央に白い紋がありますのでハラビロカマキリと同定しました。
 
ハラビロカマキリ
体長7cm程度
 
どアップ
ニヒルな雰囲気
 
褐色パターン
茶系のやつもいました
 
■ハラビロカマキリ
 カマキリ目 カマキリ科
 学名:Hierodula patellifera
 体長50〜60mm。体は黄色がかった緑色、または茶褐色である。前翅は中央に白い紋がある。中足と後足の腿節の端は外側に1本の小さいとげがある。
 分布:本州、四国、九州
 
※撮影日:2008年9月4日 カメラ:OLYMPUS SP-560UZ
 

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