大崎神社六月燈
■2010年7月11日、大崎神社にて六月燈が無事執り行なわれました。 |
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7月11日六月燈■今年は6月からの大豪雨で大変でした。 昨年は、空梅雨で安納芋を始め、潅水の出来ない広い圃場では大きなダメージとなってしまいました。 しかし本年は、打って変わっての大豪雨。 何でも、60年前の記録を塗り替えるほどのものだったそうです。 大雨になって困るのは、芋以外の園芸作物と言われるものです。 もちろん芋畑も土が流されて根が見える状態となり、決して良くはないのですが、ゴーヤ(レイシ)、キューリ、トマト、トウモロコシ、カボチャなどなど、花の咲くときに連日の大雨では、受粉が出来ず実が付きません。 受粉ができたものも実が痛んでいきます。 もちろん、漁師さんらにも大ダメージです。 天候が悪ければ船は出せませんし、定置網にかかった魚は引き上げられずに鮮度が落ちていきます。 土砂は濁流となって川を流れ、海を茶色く染めます。 魚も追い立てられるように、生活の場を変えてしまいます。 よって、今回も真剣に神頼みが必要なのです! 入口を飾る榊もぐっと大きなものとなり、国旗を掲げる旗竿も3メートル増しです。 今年の神主担当も、真剣な面持ちで玉串を奉納しました。 本日は良く晴れ、境内の清掃が十分できたことが一番の幸いです。 注)「神主」は集落内で持ち回りの役で、その年の神社での催しの代表となります。祝詞は、地元の言葉で「ホイドン」と呼ばれる「宮司」様に来てもらってあげてもらいます。 |
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6月10日土砂崩れ■この大雨での被害報告です。 一枚目の写真で写るはずだったものは、緩やかに左カーブした農道です。 右奥方向の畑が大きくえぐられて発生した土砂は、この農道にかぶさり、左手前方向へと木をなぎ倒しながら流れていきました。 二枚目の写真が、土砂の起こりとなったえぐられた畑です。 200平方メートル以上も崩れているのではないでしょうか。 この畑、農道を回復するにはかなりの高額の費用がかかるとのことで、修復せず放置することになりました。 |
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