大崎神社水路修繕
■2009年2月28日、大崎神社水路修繕を行いました。 神社脇にあるせせらぎ(と呼ぶにはちょっと急傾斜)から大雨のときに大崎神社境内に水が大量に流れ込んできていたため、今年は梅雨になる前に対処を行っておくことになりました。 集落の若者の腕の見せ所です(自称若者参加OK)。 |
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■まず作業に取り掛かる前に、綿密かつ柔軟な打ち合わせ。 写真で見られる石組みの隙間から水が流れ込んでいましたので、石組みの向こう側にコンクリートの壁を作るのが今回の主目的です。 |
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■ラフに打ち合わせが済んだら、群がるように作業が始まります。 それぞれの技量をフルに生かして、仕事を割り当てずとも自分の作業分担を把握します。 |
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■流れを悪くしている大石を砕こうと、幾人かの力自慢が挑みました。 ようやくもとの半分ほどの大きさにはなりました。これでとりあえずはOK。 |
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■コンクリートを流し込む型枠の完成などの前処理が終了しましたので、しばしの休息。 菓子パン、バナナ、ペットボトルのお茶が配られます。 まだまだ作業は残っておりますので、休めるうちに十分休みます。 |
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■十分休めたあたりでミキサー車が到着しました。次の作業の開始となります。 しかし、でかいです。道をふさいでいます。 予定では、神社の境内にまで入れる位の小さめのミキサー車を手配することになっていましたが、都合がつかず大型になってしまったとのことです。 やむを得ず神社入口の階段下に横付けしました。 |
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■ミキサー車から現場までは約40m! そのコースには階段もあり、結構つらいバケツリレー開始! バケツ一杯あたり20kgぐらいでしょうか。中には両手で持つツワモノもおりました。 写真は帰りの空バケツですので余裕の姿なのですが、行きは...。 |
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■怒涛のバケツリレーも無事終了。 状況を確認するプロ大工と左官仕事をするプロ漁師! 写真で石組みの瀬側にコンパネ(板材)とつっかい棒、流し込まれたコンクリートが見えます。 |
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■コンクリートがちょっと余りました。 もったいないので、地面の土が雨で流れ易くなっていた所に使います。 その他あちこちの気がついたところにコンクリを使ってうまく修繕。 |
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■次は木を切り倒す作業に入ります。 今年の神社神主担当の監視の下、イチョウの木3本が切り倒されました。 およそ30年ものの木でしたが、これで切り株からヒコバエが出てきて若返ることでしょう。 塩、焼酎を捧げて鎮めたあと、エンジン・チェーンソーの音が鳴り響きます。 |
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■どんどん倒します。 写真の通り3本目は、今年の神社神主担当本人が「神通力」で倒しました(ウソ)。 平行して、処理場へ運ぶため、倒した木も細分し軽トラックへ積み込みます。 |
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■そしてユンボ(注1)まで登場しました。 ビローの樹(注2)が境内の中央付近にあったので、もっと隅っこのほうに移植します。 さすがにこんな巨大な木は人間の手での移植は無理。 ユンボで掘ったり、吊ったりして行いました。 (竹竿は、電灯線がユンボの邪魔にならぬよう押し上げる為に使用しています。) |
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修繕完了■事故も無く、すべての予定が完了しました。 そして翌日の午後、状況を見てきました。 |
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■すでに型枠がはずされていました。 問題になりそうなところには、十分分厚いコンクリートが施されています。 これなら多少増水しても大丈夫でしょう。 |
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■土の流れ易いところはコンクリが施され、ちゃんと箒(ほうき)で筋がつけられています。 多少コケが生えてもすべりません。 |
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■ずいぶんスッキリしました。 かなり広くなった気さえします。 後は移植されたビローの樹が根付くのを待つだけです。 これでこれからは雨水の心配も無く、掃除もし易くなりました。 もちろんその後は、ご想像の通り慰労会に突入です! |
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