伊勢神社秋季大祭

■2008年10月19日、伊勢神社秋季大祭が執り行われました。
 
 この日伊勢神社では、秋季大祭のほか、戦没者慰霊祭、お集まりになった方々への余興が催されました。
 
■伊勢神社は、上西校区で一番尊ばれている神社です。そこでの秋季大祭は、校区にある5つの集落(大崎、花里、池之久保、枦乃峯、横山)の代表を含め、その他校区内の施設長の方々、小学校の校長先生などをお迎えして執り行われます。
 
境内へと続く石段
伊勢神社境内へと続く石段
 
 伊勢神社は、落ち着いた境内と境内までの荘厳とした石の階段はもとより展望台まであり、広い駐車場は元日の初詣の人出の多さを思わせます。
 
秋季大祭の様子
お社の中で秋季大祭が執り行われています
 
 秋季大祭の後には、戦没者慰霊祭が執り行われました。
 
戦没者慰霊祭
戦没者慰霊祭は慰霊碑の前で行われます
 
 慰霊碑には、日清日露戦争で4名、大東亜戦争で49名の命を捧げられた方のお名前が刻まれており、戦争という不幸を繰り返さぬようにと参拝者の心にも深く刻みこんでいきます。
 
 午後になり、ご参列いただいた方々にはお社脇の集会所にてちょっとした宴が用意されます。ここでしばしのご休息、ご会談の後、戦没者慰霊碑前の広場にていよいよ余興が始まります。
 
余興の一つ子供相撲
余興の一つ子供相撲
 
 余興では、子供相撲、集落対抗大相撲、集落対抗綱引き、婦人会の踊りとプログラムも盛りだくさん。この余興だけを見にいらっしゃる方も大勢います。
 
 大相撲は、今年は大崎チームは審判にまわったため惜しまれつつ不参加。綱引きには複数のチームでエントリーし、1位、3位に入賞。景品の酒の肴詰め合わせをたくさんいただきました。
 
大崎チームのダンスフィナーレ
大崎チームのダンスフィナーレ
 
 大崎婦人会はなんと2つの踊りを披露。一つ目は棒を持って踊る勇ましい「男節」、次に黒タイツに仮面姿で妖艶に攻める「ズンズンジャマチャレ(インドネシア語で「元気良く」の意)」。大崎住民の元プロの指導もあり、他の集落とは一線を画したチームダンスで観客の注目を集めました。
 

場所は大崎公民館へと

■はい、もちろんその後は大崎公民館にて宴会に突入です。
 
 綱引き優勝の景品でいただいた酒の肴の他、集落で用意したメインディッシュは「亀の手(現地名:せい)」や「車えび」。
 
 亀の手を食べることは種子島では珍しくなく、いただいた景品の中にも入っていたほどです。3歳の子供も気に入って、殻を割ってもらった亀の手をジュース片手にモグモグやっております。
 
 いつもはこの大祭後の宴会にはいらっしゃらない上西小学校の校長先生、教頭先生もお見えになり、ついにはチームダンスメンバーに教頭先生(女性です)も加わって、大祭での余興が再現されていきました。
 
 そこまではよかったのですが、宴席出席者全員の心配通り集落長さん(もちろん男性)、スペインでダンスに自信をつけて帰ってきた住民一名(これも男性)、農協の所長さん(またも男性)が加わり、煌びやかなダンスに時折怪しさが加わりながら、夜は更けていきました。
 
 残念ながら写真はございませんが、インドネシアンダンスに「ひょっとこ」と「天狗」が乱入している様子をご想像いいただければよろしいかと存じます。
 
 来週(2008/10/26)の願成就(ガンジョウジと発音します)祭で、大崎集落の宴会のピークを迎えることになるのですが...住民は今から期待と不安でいっぱいです。  

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