■2009年5月31日、上西校区スポーツ大会が行われました。
■開催場所は「あっぽーらんど」というところです。
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あっぽーらんど案内図 |
「あっぽーらんど」とは、種子島唯一のダム「西京ダム」周辺を市民の憩いの場として活用すべく企画・建設された公共施設群です。
約73haの面積に、ゴーカート、遊覧ボート、パターゴルフ場、屋根付競技場や研修・宿泊施設などなどを備えています。
本日はこの屋根付競技場で行われたスポーツ大会のゲートボール競技に大崎集落もエントリーいたしました。
ちなみに「あっぽー」とは「遊ぼう」という意味の種子島弁です。ジャイアント馬場様(注1)とは関係ございません。あしからず。
■約20チームのエントリーで会場もにぎわいます。
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開会式 |
実は大崎集落にはゲートボールクラブはありません。
数年前にはありましたが、定期的にゲートボールの練習をするには、大崎のお年寄りは多忙でした。
なにせ何歳になっても現役のまま農場に立っているのですから。
まぁ、他の集落の方々は、多忙の上にさらにゲートボールの練習をこなしているのだろうとは思いますが...。
■というわけで、ゲートボールのルールも知らずに選手に担ぎ出された者が大崎チームには多数おります。
そういう人々は、のんびりと単純にプレイを楽しみます。
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楽しむ派 |
そうでないものはついつい真剣にプレイを楽しんでいるようです。
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夢中になる派 |
いずれにせよ、ゲートボールは個人遊戯と団体遊戯がハイブリッドに融合し、戦略負けするとオセロゲーム(注2)のように大逆転されてしまうものなのです(筆者自身もルールに不案内ですので、この文章も想像を含みます)。
よって、一部のプレーヤーが本気を出したとて、なかなか勝利には結び付くものではありません。
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閉会式 |
■8:30から16:30までの総当たり戦もおわり、ようやく静けさが帰ってきました。
みなさん多忙のせいか閉会式を待たずに帰る方も多く、開会式と比べると半分くらいの人数になった気がします。
え、成績ですか?確か、どこかのチームが優勝して、どこかのチームが準優勝になったようです(笑)。
勝ち負けにはこだわらない大崎集落としては、参加賞の焼酎2本をいただいて大満足です。
屋根付競技場に営巣する多くのスズメたちにも、ようやく日常の日々が帰ってきました。
来年こそはちゃんと練習して望む...かな?
- ※注1 ジャイアント馬場(ばば)
1938年1月23日生1999年1月31日没。
戦後日本人の心の支えとなったプロレスラーの一人。
初代の心の支えは「力道山」。
ジャイアント馬場のモノマネでは、彼の呼吸音を「アッポー」と表現することが定番であった。
ジャイアント馬場は巨人軍で投手だったが、ヒジの故障(当時のジャイアント馬場伝記漫画では目の故障とされていたと記憶している)からプロレスラーへと転身した。
相手のロープ反動時に決める「十六文キック」や「空手チョップ」など、長身から繰り出される技が、外人レスラーをのた打ち回らせる様は、水戸黄門の印籠を思わせ痛快であった。
ご興味をもたれた方は「ザ・デストロイヤー」「アブドーラ・ザ・ブッチャー」「ボボ・ブラジル」あたりも検索することをお勧めする。
マニア好みのネタとしては、『当時のプロレス中継ではCM代りに三菱電機の掃除機「風神」がマットを清掃する様が放送されていた』というのはいかがだろうか。
- ※注2 オセロゲーム
1973年に長谷川五郎氏が西欧にあった「リバーシゲーム」の駒初期配置や配色などのデザインを固定して取得した登録商標。
一見片方が著しく有利と見られる局面から、数手で他方の圧倒的な有利に変化してしまうゲーム性を持つことから、大逆転の代名詞としても名前が使用される。
また、置かれた駒は2度と取り去らないルールにより最大手数が60手と限定されるため、コンピュータでの思考プログラムの学習・研究用となっているケースも多い。
シェークスピアの劇「オセロ」での登場人物の黒人と白人の2人の関係がめまぐるしく変わることから、このゲームの名称となったとのこと。